四条貴音「カップラーメンの専属お湯入れ係を雇いましょうか」SS

公開日:  最終更新日:2015/11/04


1 : ◆p3yuNM37DY 2015/01/02(金) 13:49:56.71 ID:HCnzTXieO
P「……そのままの意味さ」
P「俺の気持ち、受け取ってくれ!貴音!」
貴音「……今日この西洋料理店にお誘いしたのは、これを渡す為に……ですか?」
P「あぁ……そうだ」
貴音「なんと……わざわざ私の為に……」
貴音「……ふふふ///」
貴音「大変嬉しく思います、あなた様」
P「!!」
P「じゃ、じゃあ……!」
貴音「私の身だしなみを磨き上げる為、この装飾品を贈ってくださるだなどと……」
P「……え?」
2 : ◆p3yuNM37DY 2015/01/02(金) 13:56:01.32 ID:HCnzTXieO
貴音「私も容姿を向上させる意欲が湧いて来ました」
貴音「もっと明媚に、見目麗しく成長してみせますゆえ……」
P「あ、あの、貴音」
貴音「はい?」きょとん
P「この指輪の意味……わかってる?」
貴音「えぇ、もちろん」
貴音「これを着けて、るっくすに磨きかけるようにすれば良いのですよね?」
3 : ◆p3yuNM37DY 2015/01/02(金) 14:00:27.94 ID:HCnzTXieO
P「………………」
P「………………」
P「……あ、あぁ、そうだ」
P「がんばれよ、応援してるからな!」
貴音「はい、奮励努力、アイドル活動に努めていきます!」
P「ははは……」
P「………はぁ」

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4 : ◆p3yuNM37DY 2015/01/02(金) 14:05:19.33 ID:HCnzTXieO
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P「なんて言って、俺の告白に気付いてくれなかったんすよぉ~……」
小鳥「破局して飯が美味い展開を期待してたのに……」
小鳥「貴音ちゃんも、以外と鈍感なんですね」
P「そうらしいんですよね……」
P「やっぱり、西洋風の告白がダメだったんですかね……」
小鳥「指輪を渡して告白って日本でもよくある事なんですけどね……」
5 : ◆p3yuNM37DY 2015/01/02(金) 14:09:31.91 ID:HCnzTXieO
P「はぁ……せっかく給料3ヶ月分を叩いて買った指輪だったのに……」
P「交際の申し込みに気付かないで受け取るだなんてなぁ……」
小鳥「え…交際のって……結婚の申し込みじゃなかったんですか!?」
P「い、いやそんな、付き合っても無いのにいきなり結婚って……」
小鳥「いつも事務所でイチャイチャしてるくせに、まだ付き合ってなかったんですか」
P「い、イチャイチャなんてしてませんよ!」
6 : ◆p3yuNM37DY 2015/01/02(金) 14:14:25.17 ID:HCnzTXieO

ガチャッ
貴音「おはようございます」
小鳥「あ、噂をすれば……」
P「お、おぉ、貴音おはよう」
貴音「今日も一日、仕事に勤しむといたしま……」ぴたっ
貴音「……………」じぃー…
小鳥「?」
P「どうした?俺を見つめて……」
7 : ◆p3yuNM37DY 2015/01/02(金) 14:20:16.01 ID:HCnzTXieO
P「もしかして、俺の顔に何かついて……」
貴音「………あ」ふるふる
貴音「あなた様ぁ!」ギュッ
P「わぁっ!?」ボフッ
小鳥「え、え?」
小鳥「何か目の前で貴音ちゃんがプロデューサーさんに抱きついてるんだけどなう」
P「た、貴音!?急にどうした!?」
貴音「………あなた様」
貴音「目の下に薄っすらと、くまが浮かび上がっております……」
8 : ◆p3yuNM37DY 2015/01/02(金) 14:25:24.36 ID:x+ySyu7O0
P「え?そ、そうか……?」
貴音「昨日は睡眠を摂られたのですか?」
P「い……いや、何か昨日は寝付けなくてさ……ははは」
P(気付いて貰えなかったのがショックで寝れなかったんだよな……)
貴音「どうか無理をせず、ゆっくり休んで……」
P「大丈夫大丈夫!体調管理はバッチリだよ」
貴音「あなた様に何かあれば、私は……」うるっ
P「ほ、本当に元気だからさ!な!」
9 : ◆p3yuNM37DY 2015/01/02(金) 14:30:00.02 ID:x+ySyu7O0
P「それにさ、俺は仕事をしてる方が調子良くなるし、楽しいからさ」
貴音「真……ですか?」じぃー
P「そんな暗い顔しないで……な?」なでなで
貴音「……あなた様が、そう仰るのなら///」
P「さぁ、もうすぐレッスンの時間だ、準備しとくんだぞ」
貴音「はい、わかりました」スッ
P「後で、差し入れに饅頭買って持ってくるからな」
貴音「なんと!……楽しみにしておきます」にこっ
P「本当、貴音は食べ物を持って行くと喜んでくれるな」
貴音「むぅ……あなた様?」ぷくっ
10 : ◆p3yuNM37DY 2015/01/02(金) 14:36:17.25 ID:HCnzTXieO
P「悪い悪い、食いしん坊みたいな言い方だったな、ごめん」
貴音「……私は食べ物も心嬉しく思いますが……それよりもあなた様が……」ちらっ
P「え?」
貴音「……いえ、何もありません」
貴音「では、準備をしますので失礼を……」とてとて
P「あ……あぁ」
P「………何だったんだろう」
小鳥「…………チッ」イライラ
P「それで音無さん、さっきの続きですけどイチャイチャなんて……」クルッ
小鳥「オラァッ!!」シュッッ!!
P「ぐえぇっ!」グシュッッ!!

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11 : ◆p3yuNM37DY 2015/01/02(金) 14:41:57.82 ID:HCnzTXieO
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次の日
P「はい……はい……そこは私の名を……はい」
P「それでは、今の案でよろしくお願い致します」ガチャッ
小鳥「……長いお電話でしたね」
P「相手側に支持を送るのに手間取っちゃって」
小鳥「それにしても、今日は一段と張り切って仕事してますね」
P「いえいえ、全くしてないですよ」
小鳥「いやいや、謙遜しないでくださいよ、このこのぉ!」イジイジ
小鳥「あんなに長い間に仕事相手の方に連絡してた癖にぃ!」イジイジ
P「いや、あれは仕事相手じゃなくて、貴音へのプレゼントの予約の電話です」
12 : ◆p3yuNM37DY 2015/01/02(金) 14:49:23.42 ID:HCnzTXieO
小鳥「……え?プレゼント?」
P「今日こそ貴音に告白をして、交際してみせますよ!」
小鳥「………………」
P「あ、それで聞いてくれます?作戦内容!あのですね、夜空を……」
小鳥「オラァッ!!!」シュビッッ!
P「一思いに右でグホッ!!」ボコッォッ



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13 : ◆p3yuNM37DY 2015/01/02(金) 14:54:21.67 ID:HCnzTXieO
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貴音「……あなた様!」タタタ…

P「おぉ、来てくれたか」
貴音「こんな夜遅くに、公園に何か用があるのですか?」
P「あぁ、貴音に大事な事を伝えたくてな……」
貴音「はて……伝えたい事?」
P「……夜空を見上げて見てくれ」
貴音「夜空……ですか?」スッ
14 : ◆p3yuNM37DY 2015/01/02(金) 15:00:36.50 ID:HCnzTXieO
P「……綺麗な星が並んでるだろ?」
貴音「……えぇ、それはもう言葉では表せない程の……」
P「……でも、貴音の綺麗さには勝てないさ」
貴音「まぁ……///」
P「………………」
P「……」キョロキョロ
貴音「……どうか致しましたか?」
P「いや何かまた音無さんに殴られそうな気がして……」
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小鳥「今なんかリア充の臭いがしたわ」
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17 : ◆p3yuNM37DY 2015/01/02(金) 15:07:13.35 ID:HCnzTXieO
P「……まぁ、気のせいだよな」
貴音「……むぅ、あなた様?」
貴音「私は今、少ない2人だけの時間を共に過ごしたいのです……」
貴音「今は他の女性の話はやめてくださいまし……」ピトッ
P「貴音……」
P「……そうだな、ごめんな」なでなで
貴音「いえ、私もワガママが過ぎました……すみません」
P「いや……俺も貴音と2人っきりの時間を大切にしたいからな」なでなで
P「さぁ、夜空を見上げてごらん」
貴音「えぇ……」
ヒュウゥゥゥゥゥゥゥゥ………

貴音「おや……何かが空を登って……」
18 : ◆p3yuNM37DY 2015/01/02(金) 15:14:04.12 ID:HCnzTXieO
パァアンッッッッッ!!!
貴音「これは……花火……ですか?」
P「浮き出てる文字を読んでごらん?」
貴音「文字……」スッ
『愛してる 付き合ってくれ P』
貴音「何と……これは……!」
P「……ふふふ」
P(こんなにダイレクトに伝えたんだ……)
P(いくら鈍感な貴音でも、これなら絶対に伝わるに決まってる……!)
19 : ◆p3yuNM37DY 2015/01/02(金) 15:20:33.88 ID:HCnzTXieO
P「……貴音、どうだ?」
P「お前の気持ちを聞かせて欲しい」
貴音「…………」
貴音「あなた様……」

貴音「文字が出てくるなどと、素晴らしい演出の花火ですね!」
P「え?……あ、あぁ」
貴音「私、少々興奮して来ました」
貴音「あの様な画期的な花火が打ち上げられるなど……」
貴音「作成した方、案を考え出した人は本当に素晴らしいですね!」
P「………………」
P「え?」
20 : ◆p3yuNM37DY 2015/01/02(金) 15:24:47.94 ID:HCnzTXieO
P「あ、あのさ、貴音」
貴音「はい?」きょとん
P「このメッセージ花火……誰からのか分かってないのか?」
貴音「……いえ、わかりませんが」
P「だ、だって最後Pって描いてただろ!?」
貴音「……ぴぃ、とは何でしょうか?」きょとん
P「………………」
P「そこ読めないのかよ……」ガクッ
21 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/02(金) 15:25:00.53 ID:2FgtFxXH0
えっ
22 : ◆p3yuNM37DY 2015/01/02(金) 15:35:42.97 ID:HCnzTXieO
貴音「あなた様?どうか致しましたか?」
P「………………」
P「えぇい!こうなりゃハッキリ言わして貰うぞ!」ガシッ
貴音「きゃっ……りょ、両肩を……///」どきっ
P「貴音!俺は、お前を愛してる!」
貴音「!!」
P「いつもクールで冷静で美麗で大人っぽくて」
P「時たまに、子供っぽくて可愛い所があって」
P「らあめんとおでんが大好きで、ミステリアスで面妖な」
P「お前の容姿性格全てが好きだ!!愛してる!」
P「俺が一生を掛けて幸せにしてみせる!」
P「だから、付き合ってくれ!貴音!」
貴音「………………」
23 : ◆p3yuNM37DY 2015/01/02(金) 15:41:08.22 ID:HCnzTXieO
P「………………」ドキドキ
貴音「………………」
貴音「………あなた様」
P「……な、何だ?」
貴音「……私は今、心の中で……」
貴音「大変、憤りを覚えております……」ごごごごごご……
P「………………え?」
24 : ◆p3yuNM37DY 2015/01/02(金) 15:52:38.04 ID:HCnzTXieO
貴音「……あなた様」じっ
P「え……な、何?」ビクッ
貴音「先月の『でぇと』の帰り道に、私が言った台詞を覚えておりますか?」
P「えっと……先月って……」
P「……あぁ、確か帰り道で月が綺麗とか言ってたよな」
貴音「その時、あなた様も同じ台詞を、私に返してくださいましたよね?」
P「それがどうかしたか?」
貴音「………………」
貴音「……もういいです」ふぅ…
貴音「昔から鈍感なあなた様に、この言い回しで伝えるのは無理がありましたね」
貴音「どうやら、私だけがお付き合いをしてると思っていた様ですね……」
P「え、え?」
P「何の話をしてるんだ?なぁ?」
貴音「……いえ、何もありませんよ」
26 : ◆p3yuNM37DY 2015/01/02(金) 15:56:48.45 ID:HCnzTXieO
P「な、何なんだよ……本当」
貴音「……それよりも、あなた様」
P「ん?」
貴音「先程の言葉……心に響き渡りました」
貴音「少し違う感情も出て来ましたが、今は大変心嬉しく思っております」にこっ
P「え……じゃ、じゃあ!」
貴音「……私からの返事は」
貴音「『月が綺麗ですね』……とでも言っておきます」
P「な、何だよそれ……先月のデートの帰り道で話した時と同じ事言ってるじゃないか」
P「何か深い意味でもあるのか?」
貴音「……ふふふ」
貴音「それは……トップシークレットです///」


27 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/02(金) 16:16:24.52 ID:JqWjVvh5o
乙!
29 : 以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします 2015/01/02(金) 16:37:52.21 ID:AiERPH7U0
乙乙


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