如月千早「プロデューサー、私と同じマンションに住んでたんですか?お隣さんじゃないですか」SS

公開日:  最終更新日:2015/08/23


2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/12(金) 10:42:04.25 ID:bBsmVZU1o
P「……」カタカタ

千早「……」ペラッ

P「……」カタカタカ…

千早「……」ペラッ

P「なぁ千早」

千早「?何ですか?」

P「昨日さ」

千早「はい」

P「布団を干したんだよ」

千早「はぁ……」
3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/12(金) 10:49:18.60 ID:bBsmVZU1o
P「そうしたらさ、急に強い風が吹いてきてな」

千早「そういえば、昨日は風が強かったですね」

P「ああ、それで、せっかく干した布団が飛んでいっちゃってさ」

千早「はぁ、それは災難でしたね」

P「ああ、まさか布団が飛ぶほど強い風が吹くなんて思わなかったよ」

千早「……それだけですか?」

P「いやな、布団がふっとんでいったんだよ」

千早「……」

P「布団が……ふっとんでいったんだよ」

千早「……ぷ……ふ、く、ふふふ」プルプル

P「布団がな……」

千早「ふ、ふふふっふ……わ、わかりました、わかりましたから!ふ、ふふふ……」プルプル

―――
――

4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/12(金) 10:55:26.35 ID:bBsmVZU1o
千早「もう、何なんですか急に」

P「いや、なんとなく」

千早「やめてください」

P「でも、面白かっただろ?」

千早「それは……ふ、ふふ……」プルプル

P「布団が……ふっとんだんだ」

千早「ふ……く、あ、あははは!」

P「(こんなので笑うのは千早ぐらいだろうけど)」

千早「ふ、ふとんが……ふふふ……」プルプル

―――
――

5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/12(金) 11:04:18.13 ID:bBsmVZU1o
P「落ち着いたか?」

千早「は、はい……」

P「しかし、良い顔で笑うようになったよなぁ……」

千早「え?」

P「初めて会ったときから比べたらさ」

千早「……そうですね」

P「うん、やっぱり、今の千早のほうが俺は好きだよ」

千早「へ?そ、そんな好きだなんて……」カァ

P「だからさ、これからも笑顔でいこうな」

千早「……はい」

―――
――

6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/12(金) 11:12:16.14 ID:bBsmVZU1o
P「今日から君をプロデュースすることになったPだ、よろしくな!」

千早「如月千早です、よろしくお願いします」

P「……うーん」

千早「?どうかしましたか?」

P「ちょっと表情が固いなぁ、もしかして緊張してる?」

千早「いえ、別に……」

P「そうか……それならほら、笑顔笑顔」

千早「え?」

P「アイドルにとって笑顔は大切だぞー」

千早「……興味ありません」

P「え?」
7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/12(金) 11:16:54.65 ID:bBsmVZU1o
千早「私は、歌手になりたいんです。……アイドルには興味ありません」

P「……そうなのか?」

千早「はい」

P「でも、歌手にも笑顔は必要だと思うぞ?」

千早「……」

P「と、いうわけでだ!まずは笑おう!はい!」

千早「……」

P「……決めた」
8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/12(金) 11:19:11.72 ID:bBsmVZU1o
千早「あの、何をでしょう……?」

P「君をどうプロデュースするかだ」

千早「はぁ……」

P「目指すは……」

千早「……」

P「笑顔が素敵なアイドルだ!」

―――
――

9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/12(金) 11:22:23.12 ID:bBsmVZU1o
千早「……」

P「ほら!見ろ!イルカがジャンプしたぞ!」

千早「そうですね」

P「ははは、すごいなぁ!」

千早「あの」

P「ん?」

千早「何故イルカショーを見てるんでしょうか?」

P「何故って……楽しいから」

千早「……それだけですか?」

P「うん」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/12(金) 11:26:52.31 ID:bBsmVZU1o
千早「……はぁ」

P「あれ?もしかしてイルカ嫌いだったか?」

千早「そういう問題じゃありません」

P「これはいけると思ったんだけどなぁ……ダメか」メモメモ

千早「あの……これに何の意味があるんですか?」

P「これって、千早を遊びに連れていくことか?」

千早「はい」

P「笑顔の練習だよ」

千早「……」
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/12(金) 11:34:22.20 ID:bBsmVZU1o
P「楽しければ自然と笑顔になるからな!」

千早「……そうですか」

P「ま、今のところ千早を楽しませられてないみたいだけどさ」

千早「別に……そんなことは」

P「いいや、まだ、千早の本当の笑顔を見てないからな」

千早「……本当の笑顔?」

P「ああ、そりゃ、微笑んだりとかはたまにするっちゃするけど……」

千早「……」

P「まだ歳相応の笑顔を見てない、だから俺は絶対に千早を笑わせてみせるぞ!」

千早「……どうして、そこまでこだわるんですか?」

P「女の子は笑顔のほうが可愛いからさ!」

―――
――

13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/12(金) 11:41:59.97 ID:bBsmVZU1o
千早「プロデューサー、今度はどこに遊びにいくんですか?」

P「うーんそうだなぁ……遊園地なんてどうだ?」

千早「遊園地ですか……」

P「ん?どうかしたか?」

千早「いえ、どのアトラクションからいけば効率的に回れるかと」

P「そんなの適当でいいんじゃないか?」

千早「それだと時間がもったいないですよ」

P「そうかなぁ……」

千早「はい、楽しむ時間が減ってしまいます」

P「そうか、それじゃ、考えてみるか」

千早「はいっ」
14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/12(金) 11:52:35.92 ID:bBsmVZU1o
高木「如月君と彼は何を話しているのかな?」

小鳥「今度遊園地で遊ぶときの予定らしいですよ」

高木「ほぅ」

小鳥「千早ちゃん、楽しそうですね」

高木「うむ、彼は一体どんなマジックを使ったのかな?」

小鳥「きっかけは、ダジャレだったみたいですよ」


高木「ん?ダジャレ?」

小鳥「はい」

高木「ダジャレか……」

小鳥「社長?」

高木「……ダジャレを言うのは誰じゃ」

小鳥「……」

高木「……」

小鳥「社長……」

高木「……すまない」

―――
――

15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/12(金) 11:57:55.80 ID:bBsmVZU1o
~遊園地で遊びました~

千早「ふふ、楽しかったですね」

P「ああ、そうだな」

千早「……」

P「どうしたんだ?」

千早「私、自分がこんなに笑えるようになるとは思いませんでした」

P「……そうか」

千早「はい……プロデューサーのおかげです」

P「……」

千早「あの、プロデューサー……少し、私の話を聞いてもらえますか?」

P「ああ」

―――
――

16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/12(金) 12:05:44.19 ID:bBsmVZU1o
―公園―

千早「私には……弟がいたんです」

P「……いたってことは……」

千早「はい……小さい時に事故で……」

P「……そうか」

千早「弟は……私の歌が大好きだったんです、だから……私はいつも弟のために歌っていました」

P「……」

千早「弟が……優がいなくなってからも、あの子のために私は歌わなければいけない……そう思っていました」

P「……」

千早「だから、私には歌しかありませんでした」

P「……そうだったのか」
17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/12(金) 12:13:20.71 ID:bBsmVZU1o
千早「でも……プロデューサーが変えてくれました」

P「……」

千早「私を色んなところに連れだして……私に色んなものを見せてくれて……」

P「……」

千早「……私に笑顔をくれました」

P「……」

千早「それで……思い出したんです。……優は、笑ってる私が好きだったんだって……笑顔で歌う私が見たかったんだって」

P「……そうか」

千早「……プロデューサーと出会わなければ、きっと思い出せませんでした」
18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/12(金) 12:18:02.79 ID:bBsmVZU1o
P「……」

千早「……あの子が望んでいたものも、笑顔で歌う私も……」

P「……」

千早「だから……プロデューサー、本当にありがとうございます」

P「はは……まぁ俺は、千早に年頃の女の子らしく、笑って欲しかっただけなんだけどな」

千早「それでも……私はプロデューサーに感謝しています」

P「それなら……よかったよ」

千早「プロデューサー」
19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/12(金) 12:24:07.68 ID:bBsmVZU1o
P「……何だ?」

千早「これからも、私を……笑顔にしてくれますか?」

P「……もちろんさ」

千早「……傍に……いてくれますか?」

P「え?……あ、ああ」

千早「ふふ……ありがとうございます」

P「……また今度、どこかに遊びにいくか」

千早「はい!」ニコッ

P「うん、やっぱり……女の子は笑ってるほうが、可愛いな」

―――
――

20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/12(金) 12:28:53.50 ID:bBsmVZU1o
―ライブ会場―

P「よし、そろそろだな、準備はいいか?千早」

千早「はい!」

P「うん、ばっちりみたいだな」

千早「プロデューサー、約束覚えてますか?」

P「え?えーと……」

千早「……」ムス

P「じょ、冗談だよ」

千早「本当ですか?」ジトー
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/12(金) 12:32:33.74 ID:bBsmVZU1o
P「あ、ああ、もちろん覚えてる!」

千早「じゃあ、言ってみてください」

P「このライブが終わったら、今度一緒に水族館に、だろ?」

千早「はい、ちゃんと覚えてるんじゃないですか」

P「楽しみにしてるからな」

千早「ふふ、私もです」

P「また一緒にイルカショー視るんだよな?」

千早「はい!」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/12(金) 12:35:12.32 ID:bBsmVZU1o
P「うん、それじゃあますはこのライブを成功させないとな」

千早「そうですね」

P「千早、アイドルに大切なものは?」

千早「ふふ、笑顔、ですね」

P「うん、大正解だ」

千早「プロデューサーに教えてもらいましたから」

P「はっはっはっ、どうだ?俺は優秀だろう?」

千早「……」
23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/12(金) 12:39:27.21 ID:bBsmVZU1o
P「な、何か言ってください千早さん……」

千早「ふふふっ、冗談です」

P「……うん、この笑顔ならファンもきっと大満足だ」

千早「プロデューサーはどうですか?」

P「ん?ああ、もちろん俺もだよ」

千早「ふふ、そうですか」

P「おっと、時間だな……いってこい、千早」

千早「はい!いってきます!」ニコッ

―――
――

24 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/12(金) 12:44:49.44 ID:bBsmVZU1o
~数年後~

P「ふわぁ、おはよう、千早」

千早「おはよう、あなた」

P「んー……」ゴシゴシ

千早「ふふ、まだ眠そうね」

P「……千早、いつものやつ頼む……」

千早「もう、また?」

P「ああ……千早の笑顔を見ると元気が出るから……」

千早「ふふ……もう、仕方ないわね」ニコッ

―――
――

25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/12(金) 12:45:54.57 ID:bBsmVZU1o

P「これからもずっと、千早と笑う幸せな日々が続きますように」
おしまい
26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/12(金) 12:46:47.69 ID:bBsmVZU1o
以上で終わりになります短くてすみません可愛い千早が書きたかっただけなんです反省します
27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/12(金) 12:47:27.36 ID:bBsmVZU1o
HTML依頼出してきます
ありがとうございました!
28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/12(金) 12:55:44.07 ID:rvUU6TPWO
ちーちゃんかわええ…乙
29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/09/12(金) 13:22:49.93 ID:509XXAdlO

イイハナシダナー


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