我那覇響「なあ小鳥、プロデューサーって絶対に自分のこと好きだよな?な!?」

公開日: 


1 : ◆p3yuNM37DY 2014/10/07(火) 00:02:22.97 ID:/qeubRI60
小鳥「えぇ……というか、気づいてなかったんですか?」
P「知らなかった……そんな……」
小鳥「事務所の皆は、とっくに気付いてますよ?」
P「えぇ!?そうなんですか!?」
小鳥「てっきり、プロデューサーさんも気付いてるかと思ってましたよ」
P「なんてこった……」
P(アイドルに好きな奴がいるだなんて、世間に広まってしまったら……)
P(アイドルとしての響の人生が、終わってしまう!!)
2 : ◆p3yuNM37DY 2014/10/07(火) 00:07:55.51 ID:/qeubRI60
P「それで、響の好きな相手って誰なんですか!?」
小鳥「えー……本当の本当に、気付いてないんですか?」
P「うっ……すみません、プロデューサーのくせに……」
小鳥「……まぁ、プロデューサーさんが鈍感なのも皆知ってますからね」
P「俺の知っている相手なんですか?」
小鳥「えぇ、知り尽くしてますよ」
P(そんな……俺の知っている人物とだなんて……)
小鳥「でも、プロデューサーさんには悪いですけど誰かは言えません」
P「えぇ!?何でですか!?」
小鳥「響ちゃんの為です!」
P「響の為……ですか?」
P「……まぁ、確かに知らない所で本人の秘密を知られるのは嬉しくないですね」
小鳥「……まぁ、そういう事ですね、はい」
3 : ◆p3yuNM37DY 2014/10/07(火) 00:13:10.36 ID:/qeubRI60
P「でも、もし響とそいつが会ってたりして」
P「その瞬間をパパラッチかなんかに撮られてしまったら……」
小鳥「それは、プロデューサーさんが注意していれば大丈夫です」
P「俺が注意を?何故?」
小鳥「それも、秘密です」
P「えぇ……またですかぁ」
P「何で俺が注意したら大丈夫なんだ?気になる……」
小鳥(自分がその相手っていう可能性を考えるのは無いのかしら……)
4 : ◆p3yuNM37DY 2014/10/07(火) 00:20:17.19 ID:/qeubRI60
P「まぁとにかく、響とこの事について話し合っておきますよ」ガタッ
小鳥「そうですか……あまり話を深く掘り下げないようにしましょうね?」
P「はい、わかりました」スタスタ

小鳥「……響ちゃん、この先苦労するだろうなぁ……」
小鳥「あたしと同じで結婚が遅れるタイプね、きっと」
小鳥「って!あたしの場合遅れるというより当てが無いんですけどね!」
小鳥「てへピヨッ!!」
小鳥「……さぁーて、仕事に生きるとしますかぁ……」カタカタ
6 : ◆p3yuNM37DY 2014/10/07(火) 00:30:35.17 ID:/qeubRI60
P「注意するのはいいが、響はどこにいるんだろうか……」スタスタ
P「……いや、ちょっと待て」ピタッ
P「女の子にこんな事を急に聞くのって、失礼だよなぁ……」
P「それに、響の性格の事もある」
P「きっと、誤魔化したり隠し通そうとするだろう」
P「それに、このまま行っても証拠も何もないから……」
P「証拠は!?とか聞かれた時、何も出来なくなる……」
P「しまった……準備不足だったか」

P「仕方ない、音無さんにもっと情報を貰いに戻……」

ガチャッ

響「あっ!プロデューサー!はいさーい!」
7 : ◆p3yuNM37DY 2014/10/07(火) 00:35:21.38 ID:/qeubRI60
P「あ……響……」
P(しまった……何てタイミングの悪い……)
P「や、やぁ、響。おはよう……」
響「……ん?なんか元気ないぞ?プロデューサー」
P「いや……ちょっとな」
響「むむ……もしかして、何か隠しているなー!?」
P「いやぁ、そんな事……」
響「ほら!正直に、白状するんだぁ!!」
P「待て待て、俺は何も……」
P(……いや、待てよ)
8 : ◆p3yuNM37DY 2014/10/07(火) 00:38:39.38 ID:/qeubRI60
P(ここで響にペースを奪われたら注意出来なくなるな……)
P(それはダメだ……響にペースをとられないように)
P(ここは少し、強気で行こう!)
P(ちょっと脅す感じになるけど、ごめんな!響!)
P「……何かを隠しているのは、響の方じゃ無いか?」
響「え?」
P「もう、俺は知ってるんだからな」
響「な、何を?何のこと!?」
P「響……お前」
P「好きな男がいるんだってな?」
響「!!!!???」
10 : ◆p3yuNM37DY 2014/10/07(火) 00:43:38.89 ID:/qeubRI60
響「え、えぇ!?///」
P「もう、知ってるぞ。俺は」
響「な、な、な……///」
響「ま、待って欲しいぞ!」
響「そ、そんなわけないじゃないか!」
響「じ、じぶ、自分に好きな男の人がいるなんて、そんなわけないじゃないか!///」
響「自分は、トップアイドルを目指してるんだからな!」
響「ふ、ふーんだ!///」ツーン
P(やはり、隠し通すつもりか……)
P(……少し危険だが、ここは仕掛けるか)
P「響」
響「……な、何?」
P「もう、誰が好きなのかも俺は知ってるんだからな」
響「………………」
響「!!!??」
11 : ◆p3yuNM37DY 2014/10/07(火) 00:47:41.98 ID:/qeubRI60
響「うえぇぇぇ!?///」
P「ぜーんぶ、知ってるんだからな」
響「そ、それじゃあ、プロデューサーは……もう自分の気持ちを……///」
P「あぁ、もう全部知ってるよ」
響「……うんぎゃーーーー!!///」
響「プロデューサーなら、鈍感だから気付かれないと思ってたのにぃ……///」
響「それが、バレちゃうなんてぇ……むぅ〜……///」
P(……やった!何とか上手くいったようだな!)
P(時には、嘘をつくのも一つの策だな!)
P(バレるかヒヤヒヤしたが……)
P(ゴリ押しでも何とかなるもんだ!)
12 : ◆p3yuNM37DY 2014/10/07(火) 00:54:12.45 ID:/qeubRI60
響「………………///」ドキドキ
P「今、それについて丁度話し合おうとしてたんだ」
響「そ、そうなんだ……///」
P「じゃあ響、最初の質問だ」
P「お前、どうして好きになったんだ?」
響「えぇっ!?///」
響「い、いきなりそんな率直に……///」
P「さぁ、正直に言うんだ!」
響「え……えっと……その……///」モジモジ
P「大丈夫だって、からかったりしないから」
響(そういう問題じゃないぞ……///)
響(本人に言うなんて、そんな……///)
14 : ◆p3yuNM37DY 2014/10/07(火) 01:03:12.45 ID:/qeubRI60
響「……えっと…ま、まず、一番の理由は……」
P「うん」
響「自分の事を、すごく大事にしてくれるから……///」
P「なるほどな……」
響「前に熱っぽくなって、体がキツかった時も……」
響「わざわざ自分の家に来て、看病してくれたし……///」
P(ん……?俺も前にそんな事したような……)
P(まぁ、プロデューサーが看病するのと好きな奴にされるのじゃ大違いだな)
P「うん……お前の気持ちは、十分に伝わった」
響「うぅ……恥ずかしいぞ……///」
P「それで、お前はどう思ってるんだ?」
響「え……?だ、だから、その……好きって……」
P「あぁ、いやいや、言葉足らずだった」
P「ルックスとか、性格をだよ」
響「えぇっ!?そんな事もきくのか!?」
P「あぁ、ちゃんと知っておきたいからな」
P(そいつが、どんなやつかを)
15 : ◆p3yuNM37DY 2014/10/07(火) 01:09:50.31 ID:/qeubRI60
響「うぅ……えっと……その……///」
響「初めて会った時は、見た目も性格も普通だなーって思ってた……」
響「でも、自分に優しくしてくれたり、毎日一生懸命頑張ってる姿見てたら……」
響「何でもカッコ良く思えてきちゃって……その……///」
響「正直ルックスも性格も全部かっこいいって今じゃ思っちゃって……///」
P(惚れた時の、典型的パターンだな……)
P(好きな奴がする事は、なんでも良く見えちゃうもんなんだよな)
P(今の響に、好きな相手がどんなのか正確に聞き出すのは無理だな……)
17 : ◆p3yuNM37DY 2014/10/07(火) 01:13:44.21 ID:cMELR/phO
P「わかった……じゃあ、響」
響「な……何?」
P「居場所を教えてくれ」
響「……え?」
P「だから、どこにいるかを教えて欲しいんだ」
響「え?………え?」
響「な、なにいってるんだ?プロデューサー?」
P「ちゃんと話をしたいから、そいつの場所を教えて欲しいんだよ」
P「さぁ!教えてくれ!」
響「…………………」
響「ここ」
P「え?」
18 : ◆p3yuNM37DY 2014/10/07(火) 01:19:00.93 ID:cMELR/phO
響「だから……ここにいるぞ」
P「………………」
響「………………」
P「………………」


P「えっ!!??」
響(なんで驚いてるんだ……?)
P「ここに?いる?えっ?」
P(ど、どういう事だ?ここには響と俺しか……)
P(…………あっ!?)
P(ま、まさか……)
P(響の好きな男……そいつは………)
P(今、ここのスグ近くにいるのか!!?)
19 : ◆p3yuNM37DY 2014/10/07(火) 01:25:11.30 ID:/qeubRI60
P(なんてこった……気付かなかった……)キョロキョロ
響(………プロデューサー、本当に何を言ってるんだ?)
響(………もしかして、プロデューサー)
響(本当は、自分の好きな相手をわかってないのか?)
P(どこだ……?どこに……)キョロキョロ
P(…………はっ!!)
響「……………」ジー
P(ま、まずいな……なにやら響に疑いの眼差しを向けられているような……)
P(……よし、だったら)
P「……なーんてな!!!!」
響「?」
P「気付いていたよ、俺は」
P「響の好きな奴が、ここにいるってなぁ!!!」
響「……………」
響「う、うん……そうだよね」
20 : ◆p3yuNM37DY 2014/10/07(火) 01:32:25.40 ID:/qeubRI60
P(……よし!なんとか疑いは晴れたっぽいな!)
響(……やっぱり、自分の気持ちに気付いてないんだ)
響(本当に知ってたら、こんな不自然な行動取らないもんね……)
響(はぁ……なーんだぁ)
響(自分が、一人で勝手に恥ずかしがってただけか)
響(よく考えたら、何か質問がおかしかったもんね)
響(はぁ……なんか、ドッと疲れたぞ……)
21 : ◆p3yuNM37DY 2014/10/07(火) 01:37:33.47 ID:/qeubRI60
P(……しかし、どうしようか)
P(本当は、相手がどこにいるなんて気付いてない)
P(だけど、響にはそいつと話をするって言っちゃったし……)
P(くっ……どこにいるんだ、そいつは!)チラッチラッ…
P(……いや、待てよ)
P(………あるじゃないか!)
P(相手を見なくても、話したい事を伝える方法が!)
P「……響」
響「……何?」
P「さっき言った通り、今からその相手と話すぞ」
響「話しって……それじゃ、ただの独り言に……」
P「……スゥー」
響(……?深呼吸?)
P「………………」
P「聞こえるかーーーー!!!!!!???」
響「っ!!!??」ビクッ
22 : ◆p3yuNM37DY 2014/10/07(火) 01:43:23.55 ID:/qeubRI60
P「いいかーーー!!!???ここからお前に話しかけるからなーーー!!!!!!!」

響「ぷ、プロデューサー!!なんで急に大声で……」
P「いいかーーー!!!!??」
P「俺は、響とはあまり長い時間一緒に過ごしてないがな!!!!!!」
P「一緒に過ごした時間の濃さには自信がある!!!!!」
P「だから、俺は響の事をよく知っているつもりだーーー!!!!!!」
響「急に、何を……」
23 : ◆p3yuNM37DY 2014/10/07(火) 01:50:26.19 ID:cMELR/phO
P「他の人から見た響は、元気で優しい子でいつも自信満々な子だ!!!!!」
P「だけどなぁ、俺は知ってる!!!」
P「本当は、寂しがり屋で泣き虫で不安になる時が多々ある子なんだ!!!!!」
響「ぷ、プロデューサー!そんな事大声で……///」
P「だけどなぁ!!!!!」
P「それも含めて、響は最高なんだ!!!!」
響「……え?」
P「元気な響!優しい響!自信満々な響!泣き虫な響!寂しがり屋な響!甘えん坊な響!!!!!!」
P「全部最高なんだ!!!!」
響「そんな……大きな声で……///」
P「そして、そんな響が俺は好きだ!!!!!」
響「………!!??」
24 : ◆p3yuNM37DY 2014/10/07(火) 01:55:52.33 ID:cMELR/phO
P「俺は、響の将来も出来る限りプロデューサーしたいんだ!!!!!」
P「簡単に、響を他の男なんかには絶対にやらないからな!!!!!」
P「響は俺の、永遠のトップアイドル何だからな!!!!!!」
響「プロデュー……サー……///」
響(これって……もしかして……)
響(こ、こ……告白……?///)
響(プロデューサー……もしかして、この告白をするために)
響(おかしな質問を……)
P「いいかぁ!!!わかったなぁ!!!!????」
響(………………///)もじもじ
P(………響の好きな奴に、聞こえたかな?)
25 : ◆p3yuNM37DY 2014/10/07(火) 02:07:33.61 ID:cMELR/phO
P(まぁ、こんだけ大声を出したらいくらなんでも……)
響「……プロデューサー」
P「おぉ、響」
P「うるさくして、すまなかったな」
P「今言ったとおり、俺がお前に見合う男をちゃんと探……」
響「プロデューサー!!」バッ
P「うわわっ!?」
P「な、なんだよ、抱きついてきて」
響「えへへ……だってプロデューサーが、大きな声で想いを言うから……///」
P「はぁ……全く、甘えん坊な響だな」なでなで
響「……甘えん坊な自分、いや?///」
P「そんなわけないだろ?」
26 : ◆p3yuNM37DY 2014/10/07(火) 02:12:27.93 ID:cMELR/phO
P「さっきも言ったが、お前は最高だよ。響」
響「……えへへっ、プロデューサー!」
響「だぁーい好き!///」ギュウゥ…
P(響に、こんなにも信頼されているんだ……)
P(この信頼を裏切らないように、響をトップアイドルにして……)
P(こいつに見合う、最高のいい男を探しとかないとな!)
P(響も、納得してくれてよかったよかった)
P(……だが、響の好きな奴と無理矢理引き離した形になってしまったな……)
P(悪い事をしたな……よし、償いとして……)
P「響、お前がトップアイドルになったら何でもしてやるぞ」
響「……え?なんでも?」
27 : ◆p3yuNM37DY 2014/10/07(火) 02:19:12.93 ID:cMELR/phO
P「あぁ、本当に何でもしてやる!」
P「俺に出来ること、じゃなくて本当に何でもだ!」
P「響が一生懸命に努力をして、トップアイドルになるんだ」
P「俺だって、響の願いを何がなんでも叶えないとな!」
響「なんでも……いいの?」
P「あぁ……あ、でも、お金とか時間がかかる事なら猶予を……」
響「じゃあ……もし、自分がトップアイドルになったら……」
響「その時は………プロデューサーと……///」


31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/07(火) 03:05:07.67 ID:DkcfJ+1DO
響P乙
32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/10/07(火) 03:46:49.60 ID:ckVPkkZEo

こういう話大好き


シェアありがとうございます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
PAGE TOP ↑